2008年2月19日火曜日

KY式日本語

KYというのは去年ごろからよく日本で使われるようになったことばで、「空気が読めない」つまり、雰囲気がわからない、まわりの人の気持ちがわからないという意味で使われます。

それに似たような言葉を集めた『KY式日本語 ―― ローマ字略語がなぜ流行るのか』という本があるそうです。それについて団塊バカ親父の散歩話の遊哉さんがここに書いています。
http://yuki-wan.at.webry.info/200802/article_12.html
面白かったら、コメントしてみましょう。

2008年2月9日土曜日

おーいお茶 新俳句大賞

みなさん、「おーいお茶」を知っていますか。
最近はニューヨークでも売っているお茶のブランドですが、俳句のコンテストを毎年していて、日本で売っている缶のお茶にはいつも俳句が載っている、あれです。

今その19回目の俳句のコンテストをしていますが、締め切りは2月29日(金)です。一人で6つまで応募できます。

テーマは「自由です。自分で感じたこと思ったことなどを季語や定型にこだわることなく、五七五のリズムにのせてのびのびと表現してください。」

ということです。コロンビアの俳句コンテストでは、教科書に合わせて、季語があるのを作ることになっていますが、「おーいお茶」のコンテストでは季語がなくても大丈夫ということです。

このクラスで俳句を勉強するし、せっかくですから、みんなで一緒に応募しましょう。
なお、結果の発表は7月7日頃だそうです。

私もがんばって何か作ろうかなぁ。

2008年2月1日金曜日

リンクのはり方

リンクをつけることをたいてい「リンクを貼る(はる)」といいます。
漢字は「張る」も使われています。

「投稿」のメニューで、文字を選んで、リンクのアイコンをクリックしてURLを入れます。
簡単だからやってみてください。その隣には、写真や、映像(えいぞう)もあります。

私の好きな食べ物 「にいみ」の「さばみそ」の思い出

次回のテーマは「私の好きな食べ物(とその思い出)」です。
いつも学生に書かせてばかりなので、自分でも書いてみました。

好きな食べ物は何かというといろいろあるが、今でも懐かしく思い出すのは、学生の頃、三日に一度ぐらいは食べていた「にいみ」の「さばみそ」だ。さばみそというのはその名前の通り、さばを味噌で煮たもので、伝統的な日本の家庭料理の一つといえるかもしれない。

さばは英語ではmackerelというが、すしの場合、そのまま生で食べることはなく、酢を使った「しめさば」として食べる。そんなさばをやわらかく煮たのがさばみそだ。

さて、その「にいみ」のさばみそは普通のさばみそではなかった。名物のさばみそは味はもちろん最高においしいのだが、ひじきほうれん草のおひたしなど、身体にいいものがメニューにあるのもよかった。それに、なんといってもにいみの素敵なおばちゃんが最高だった。店はカウンターが7、8席ぐらいのこじんまりとした庶民的な雰囲気なのに、おばちゃんはまるで高級店のように気が利き、余裕があれば見送りしてくれたりするのだ。サービスは馴れ馴れしすぎたり、おしつけがましいということがなく、無駄がなかった。

卒業して数年ぶりに戻っても、顔を覚えていて「あら、久しぶり、お元気でしたか」と声をかけてくれる。言葉言葉づかいも商店街のおばちゃんのようにくだけずに、どことなく最近話題の気品のようなものを感じさせた。

日本に一時帰国した際などに、行くのがたのしみだったのだが、去年の夏に立ち寄ろうとしたら、閉店していた。この記事によると、入っていたビルが取り壊されることになってそれで閉まったらしい。なんとも残念だ。

おばちゃん、おいしいさばみそをいつもありがとう。